病院--地方と都市部の温度差
先日、なかなか医師を採用できないという東北地方にある病院
の事務長の声をお届けしました。
今度は東京にある病院の事務長の声です。
「単に医者の頭数が揃っていればいいという時代は終わったね。
これからの病院経営は、いかに質の高い医者を採用できるかが
ポイントになる。
本当に良い医者じゃなければ採用しない」
というものでした。
地域によってこれだけの温度差があるのです。
それでは「良い医者」とはなんでしょう?
関東圏にある病院の人事担当者の話です。
「もちろん、経験が豊富で腕がいいというのもあるけど、人間性
が大事ですね。
いくら腕がよくても、たとえば、看護師やコメディカル・スタッフに
悪い影響を与えるかも・・・と思われるような方は採用しません」
とのことでした。
医師にとって「技量」と「人間性」は車の両輪というわけです。
これは病院の医療スタッフだけでなく、患者に対しても同様です。
患者が病院を選ぶ時代といわれていますが、病院も今まで以上
にシビアな目で医師を選ぶ時代になってきたようです。
患者の病院に対する評価は、患者の医師に対する評価と密接な
関係にあるのですね。
都市部を中心に、少しずつ、でも確実に病院は変わろうとしてい
ます。